今週のニュースから
アメリカのトランプ大統領のアジア歴訪を見ていると、各国主脳の馬鹿さ加減がよく見えてきた。
まず安倍首相。原則論を滔々と述べ、誰も反対しなかったからといって、会談で意見が一致したと成果ばかりを強調、国益や国民のために今自分がどう行動し、意見を発するのがいいのかという視点が全く欠如していた。中国の一帯一路に至っては協力するとまで言って悦に入っていた。
韓国は日本に対抗することだけが生きる道のように、これも本当に自国のためにどういうスタンスを取ればいいのかわからないまま反日感情だけを醸成していたように見える。
中国は大国になることだけが命題。他国のいうことを聞いているかの態度で、自国の利益になることを、これまで通りきっちりと主張。したたかさを見せつけていた。
最後にトランプ。幼稚園の子供のように単純で、これが欲しい、あれが欲しいと主張。おもちゃをもらうとにっこり、会議開始時間が遅れると、待ってられないと帰る。ある意味、一番わかりやすく人間的だと思えたのはどうしてだろう。