今週のニュースから

アメリカのトランプ大統領のアジア歴訪を見ていると、各国主脳の馬鹿さ加減がよく見えてきた。

まず安倍首相。原則論を滔々と述べ、誰も反対しなかったからといって、会談で意見が一致したと成果ばかりを強調、国益や国民のために今自分がどう行動し、意見を発するのがいいのかという視点が全く欠如していた。中国の一帯一路に至っては協力するとまで言って悦に入っていた。

韓国は日本に対抗することだけが生きる道のように、これも本当に自国のためにどういうスタンスを取ればいいのかわからないまま反日感情だけを醸成していたように見える。

中国は大国になることだけが命題。他国のいうことを聞いているかの態度で、自国の利益になることを、これまで通りきっちりと主張。したたかさを見せつけていた。

最後にトランプ。幼稚園の子供のように単純で、これが欲しい、あれが欲しいと主張。おもちゃをもらうとにっこり、会議開始時間が遅れると、待ってられないと帰る。ある意味、一番わかりやすく人間的だと思えたのはどうしてだろう。

今日のニュースから

国会で与野党が質問時間を巡って不毛なやりとりをしている。

地方議会では、議員一人当たり何分と決められ、それぞれの会派の持ち時間が決まる。制度の良し悪しはさておき、選挙で選ばれた議員が有権者代理人として質問するのに時間が平等であることは言うまでもないと思うのだが。

テレビ中継があるときだけ、声高に相手を批判し、建設的な論議が全くない現状を見ると、野党の言う国民の知る権利とは一体どんなもんだろうか。自分たちが目立つ事しか考えない議員には、森友問題は、安倍首相の妻・昭恵夫人を尋問するのが一番だと思う国民の声は届かないのだろう。

今日のニュースから

中国の習近平総書記の独裁化が一層進んでいる。5年に一度の共産党大会の模様が連日報じられているが、世界の強国になる。軍事大国になる。その言葉は驚くべきものだ。自らを毛沢東と並ぶ人物と位置づけ、汚職の根絶と称して、対立する人物を次々と失脚させていく。

北朝鮮と違って、一見民主的と見せかける手法をとり、他国からの批判は内政干渉だと受け付けず、他国への批判は徹底的に行う、これが中華思想なのだろうか。

今日のニュースから

アメリカのトランプ大統領がユネスコからの脱退を表明した。日本も南京虐殺の記憶遺産登録問題で分担金の支払いを留保している。各国の国民感情が絡む問題を一方的に決めつけるユネスコの態度には違和感を感じる。それは、ヨーロッパの価値観を押し付けているからに他ならないだろう。

文化はそれぞれの民族に固有のものがある。それを上から目線で断罪することがあってはならない。全ての人が全ての人の在りようを認める必要を今更ながら感じる。

世界平和はそれぞれの在りようを認めることから始まるのだろう。

今日のニュースから

スペインのカタルーニャ自治州で独立を求める住民投票で90%が賛成した。イラククルド人自治区でも独立を求める住民投票で同じような結果が出ている。3年前のスコットランド独立を求める住民投票など、国のあり方を問う動きが世界各地で起きている。民族問題もあるのだろうが、そこには経済の非情な関係があるようだ。カタルーニャ中央政府に自分たちの富を奪われている、クルドとスコットランドは油田からの収入がある。人種問題がマスコミでは騒がれているが、それだけでは独立を求めることが無理なことは自明のことなのに、そこを指摘する報道は少ない。

単一民族で島国の日本にいては分かりにくい話だろう。

食べ歩き④

先日行った北陸道上り線の尼御前SAで食べた、加賀丸いもとシロエビのかき揚げが入ったそばが思いの外美味しかった。そばのコシもあり、丸いもも粘りがある特徴が味わえるものだった。惜しむらくは、つけるたれが少しくどかったのが、残念だった。

今日のニュースから

自分が当選することしか考えていない各党の態度。国をどうしていくのか、国民を守るのは誰なのか、何も見えない各党の発言には言うべき言葉がない。これまで投票権を行使しなかったことがなかったけれど、どうしようかと迷っている。

まあもう少し様子を見ていくしかないか❗️